第25回日本口腔顎顔面外傷学会 総会・学術大会

2024年07月07日

上記学会で、辻 誠先生(歯科研修医)が「舌部分切除術施行後に舌動脈の仮性動脈瘤をきたした1例」を、草島立太先生(黒部市民病院出向中)が「FKO型床副子による保存的治療が奏功した小児顎関節突起骨折の2例」を、朽名智彦先生(富山市立富山市民病院 歯科口腔外科部長)が「前鼻棘骨折の1例」をそれぞれ発表しました。また本学会は、富山大学の同門の先生である新井 直也 先生(三重大学 口腔・顎顔面外科 教授)が大会長を務められており、さらに教育研修会と特別講演において座長をされました。


以下、辻 誠先生から本学会の報告文を書いてもらいました。

学会発表を経験して

研修医 辻誠

 7月5、6日に三重県津市で開催された日本口腔顎顔面外傷学会に参加してきました。演題は『舌部分切除術施行後に舌動脈の仮性動脈瘤をきたした1例』です。

自分にとって初めての学会発表であり、多くのことを学ぶ機会となったので、報告させていただきます。

 はじめに、学会発表を通し演題内容について知識を深める機会となりました。今回発表した症例は、口腔顎顔面領域では非常に稀であり、解剖学的、医学的な知識が求められました。他科の先生の所見を伺う事があり、日常臨床では触れる事がない知識を学ぶ事が出来ました。

 そして、事前の準備が発表の自信につながるということを、身をもって感じました。

自分自身が疑問に思うことは全て解決し発表に臨む事が出来たので、自信を持って発表する事が出来たと思います。

 学会発表を経験し、歯科医学の知識、技量を習得し、常に学ぶ姿勢を忘れずに努力していきたい考えております。

 最後になりますが、オーベンの池田先生、山田教授、そして日頃支えてくださる医局員の先生方に改めて感謝申し上げます。