2024年度 第41回アルペン口腔科学フォーラム

2024年11月19日

11月16日(土)に2024年度の第41回アルペン口腔科学フォーラムが開催されました。アルペン口腔科学フォーラムは先々代の古田勲名誉教授が開始され、野口誠名誉教授が育てられた富山大学歯科口腔外科および県内の病院歯科口腔外科と富山県内の歯科医院の先生方を密接に結びつける大切な会です。

演題は下記のように様々な施設の先生方に行って頂きました。

「側頭隙まで波及し再燃を繰り返した下顎骨骨髄炎の1例」 富山県立中央病院 浅見栄里先生

「歯性感染症から深頚部膿瘍へ至った1例」 富山市立富山県立市民病院 朽名智彦先生

「Klebsiella pneumoniaeによる左頬部蜂窩織炎の1例」 黒部市民病院 高桜武史先生

「インプラント周囲炎を伴ったT細胞優位な多形性メトトレキサート関連リンパ増殖性疾患の1例」 富山赤十字病院 松下奨先生

「上顎骨内に生じた静脈奇形の1例」 富山大学学術研究部医学系 森亮介先生

「頬脂肪体有茎移植とミリングバーを応用したインプラントオーバーデンチャーを用いて機能回復を行った無歯顎高齢上顎歯肉癌患者の4例」 富山大学学術研究部医学系 今上修一先生

さらに特別講演として福井大学学術研究院 医学系部門医学領域 感覚運動医学講座 歯科口腔外科学分野の吉村仁志教授をお招きし、「福井大学医学部付属病院歯科口腔外科における歯科インプラント治療の取り組みについて」の演題にて、実践されているインプラント治療や、腫瘍や外傷の症例に対する広範囲顎骨支持型装置による咬合再建についてご講演頂きました。

さらに口腔科学フォーラムの後は、懇親会も開催され、お酒を交わしながら楽しく交流しました。